■2021年01月27日(水)

【Encodya】ファースト・インプレッション
 2019年7月にデモ版を紹介した2.5Dサイバーパンク・ポイント&クリックADVがリリース。概要はストアページで。

 1時間程やってみた。システムはデモから大きな変更はなく、いたって普通のオールドスクールだが、ホットスポットを表示させる機能がないので、見落としがないように注意が必要。
 同時に行けるロケーションが複数あるので、どこに何があったのかを覚えていないと右往左往する事になる。
 コミュティの「中国語が欲しい」という
スレでは、日本語対応も予定されていて次のアップデートで追加されるだろうと開発者は答えている。


 
難易度はEasyとHardがあり、前者ではロボットのSamがヒントをくれたり、スペースでアイテムをハイライト可能。後者では全て自力で解かなければならない。難易度は途中で変更不可。   会話のフラグも進行に影響する。画面右上の!は現在のミッション内容が確認出来る。

   
 
ティナとロボットの会話。全く話が通じない。ここはSamの出番。   正に昭和の日本という趣の裏通り。

   
 
サイバーラーメン屋の主人Hayaoはベルリン生まれの日本人。   画面左上で適宜キャラを切り替えながら進めて行く。メインストーリートではタクシーやバスが頻繁に行き交い攻略の邪魔をする。

■2021年01月22日(金)

【Syberia: The World Before - Prologue】
 Syberiaシリーズ最新作(未リリース)のプロローグが遊べるデモのようなもの。最初のリリースは昨年の10月。
 その時は日本語もなく、ゲーム自体が最適化不足なのか異様に重かったのですぐに止めてしまったが、12月にパッチで日本語が追加されていたので今度は最後までやってみた。
Steam

 重さはパッチ後もあまり変わらない。2560x1440のフルスクリーン、画質「中」で、fpsは20台から40台を上下して安定しない。
 そこで1920x1080の窓モード(Alt + Enter)にするとfpsはカットシーンは60、プレイ時は45前後で何とか遊べる。

 ヒロインは二人。まず1937年、オステルタール(架空の国?)の首都ヴァゲンに住む若きピアニスト、ダナ・ローゼ。そして2004年、シベリアにある塩鉱山の強制労働収容所に囚われているケイト・ウォーカー。この二人を交互にプレイする。
 操作はマウスとコントローラーに対応。ホットスポットにカーソルを合わせるにはマウスの方がやり易い。引き出しの開閉やレバー等はマウスをドラッグして操作する。

 コミュニティの評価は芳しくない。ケイトの変貌が低評価の一因と言えなくもないが、あの酷い環境では外観の劣化はやむを得ない。これはSyberiaではないという声もあるが、過去3作とは別ゲーと考えた方がいいと思う。
 個人的にはストーリーに惹かれた。生きる時代の異なる二人の繋がりについて、最後にチラッと触れられるが真相が気になる。
 只、ゲーム性は低い。パズルもない。長いカットシーンをあえてプレイヤーに操作させている感も否めない。ストーリーは面白そうなので、フルバージョンに期待したい。


 
東欧風の美しい街をオートマタが運転する路面電車が走る。   この国は多民族国家らしい。ファシズムの台頭と共に戦争の足音が聞こえる・・・。

   
 
日記やインベントリも日本語化。   左:ケイト、右:同じく囚われているカチューシャ。パンクっぽい風貌がSyberiaファンには評判が悪い。

   
 
画面右上の?と!はヒントのようなもの。   ケイトが大事に持っているオスカーの心臓。体が見つかればまたオスカーに会えるかも。

■2021年01月21日(木)

【Snowdrop Escape】Half-Life 2 Mod
 HL2のトータルコンバージョンModがリリース。ロシア産。
 「Snowdrop Escapeは、Half-Life2のイベントの数年前に行われるストーリーテリングMODです。あなたはJamesという名前のプロの傭兵です。あなたはエイリアンの侵略者と反逆者の両方に立ち向かう組織に雇われました」(Google翻訳)

 序盤を30分程やってみた。モデルやテクスチャに新しいものが多く使われていてオリジナリティは高い。
 カットシーンやスクリプトシーンがぎこちなくて、いかにもアマチュアという感じが否めないが、表現したい事は伝わってくる。他にもツッコミどころは色々とあるものの、労作である事は間違いない。
 どちらかと言えばパズル系かな?という印象。武器がまだレンチしかないので、銃を入手して銃撃戦が始まれば印象は変わるかも。
 スタンドアローン版なのでHL2は不要。英語字幕はSteamの言語を英語にすると表示可能。
Steam


 
メニュー:最初から全チャプターが選べる。   本家に雪のシーンはないので新鮮な感じ。

   
 
ドアに挟まれて動けなくなるシーンが結構あるが、スクショの隠しドアも中々開け辛い。ダメージを負う場合も。   毒ガスのボンベ使ってヘッドクラブを避けろとパネルにあるが、これが結構難しい。

   
 
ヘッドクラブに攻撃されると毒に侵され視野が霞む。解毒剤を打たないとヘルスが減っていく。   手のカーソルが出るが、数字を変えるにはマウスではなくEを使う。

■2021年01月19日(火)

【THE SHORE】Demo
 クトゥルフ神話をベースにしたホラーアクションADVのデモ。Steam
 「THE SHOREは、禁断の島にある未知の謎に焦点を当てたゲームです。物語はラブクラフトの創造とそれを超えて深く浸透する神話に基づいています。プレイヤーは、娘を亡くした父の目から物語を見て、最も悪夢のようなラブクラフトの実体に遭遇し、生き残り、娘の命を救うためにすべてのことを解決するために、没入型の雰囲気のあるゲームプレイを通じて世界を体験します」(Google翻訳)

 30分程でクリア。DLサイズ12.5GB。前半はウォーキングシムという感じで少々退屈だが、後半は急展開で鬼ごっこと戦闘あり。
 
クトゥルフには特に興味はないが、グラフィックは綺麗だしクリーチャー等のデザインも秀逸。只、ゲームとして面白いかは微妙。個人的には鬼ごっこ、戦闘よりパズルが欲しい。残念ながら日本語未対応。2月19日リリース予定。
※ルートは見えない壁だらけでほぼ一本道だが、壁が欠けている所があり、ルートを外れるとハマる可能性あり。


 
円盤を4枚動かすと何かが起きる・・・。   ゲームではモノリスと呼んでいるポータルゲート。周りは人骨だらけ。

   
 
戦闘の難易度は低い。Netflixで観た「コールド・スキン」という映画を思い出した。   ギーガーっぽいデザインの異世界。

■2021年01月11日(月)

【Cyberpunk 2077】2周目
 2周目と言ってもNew game+とかはないので新キャラで開始。ライフパスはストリートキッドで女キャラにした。

 戦闘スタイルはステルス中心、主な武器はサプレッサー付きのハンドガン。時々ハッキング。
 今回は早めにダブルジャンプのサイバーウェアを付けたので、パルクールっぽい移動が出来て何かと便利。


 
ハッキング攻撃はチート並みの強さ。というか呆気なくてつまらない。   ナイトシティと言うだけあって夜景が綺麗。雨が降ると一段と綺麗になる。

■2021年01月05日(火)

【Cyberpunk 2077】クリア - 自〇エンディング(ちょいネタバレ)
 クリア後にナイトシティかメニューのどちらに戻るかを聞かれ、前者を選ぶとAct3のメインジョブ「夜想曲第15番 OP.55-1」の開始前(スクショ)に戻される。(メニューから「引き返し不能地点-0」というオートセーブをロードしてもOK)

 このジョブの最後に、ビルの屋上でジョニーと会話シーンがあるが、ここが各エンディングへの分岐点だとか。
 サブジョブをやってない場合は、悪魔か自〇エンディングの二つしか選べないという事で、一応後者の方も見てみたが、たぶんワーストエンディングだと思う。エンドクレジットでの仲間の言葉が泣かせる。

■2021年01月04日(月)

【Cyberpunk 2077】クリア - 悪魔エンディング
 33時間でクリア。Wikiで調べたら自分のエンディングは「悪魔エンディング」だった。サブジョブもエンディングに関係しているとかで、サブをほとんどやらなかった場合、このエンディングになるらしい。

 サイバーパンクという世界観も今や陳腐になってしまったが、本作のストーリーの基本的な骨子も、ゲームに限らず他のメディアでも散見される特に珍しいものではない。
 しかしストーリーテラーとしては秀逸。AAAタイトルに相応しい内容だと思う。特にAct3でのたたみかけるような展開は素晴らしい。
 個性的なNPCが多く登場し、浅くではあるが彼らの人生が垣間見れるのも面白かった。

 何と言っても過剰な程に作り込まれた街のアーキテクチャが素晴らしい。ハリボテだと揶揄する声もあるが、ただ散歩するだけでもワクワクする。相当な時間と労力が費やされた事は想像に難くない。
 残念なのはUIを含めたシステムが使い辛い事。アップグレードや売買等のRPGの肝とも言える部分に未完成感が否めない。オリジナリティも低い。本作の評価を下げている要因でもある。あと無駄にサブジョブが多過ぎ。
 戦闘は最初から最後までドンパチだけで通した。棒立ちのAIも時々見かけたがまぁ楽しめた。ハッキング攻撃は全く使わず。(満足度3.5/5)

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