■2016年07月24日(日)

「MSI GeForce GTX 1060 Gaming X 6G」Rise of the Tomb Raider ベンチマーク
 最初に起動するとランチャーの設定はオートで「高」になっていた。「最高」を選ぶと左の警告が出るが、1060のメモリは6GBなのでOK。

 何故か1600x900の窓モードは不可だった。オプションから設定しても1440x900になってしまう。なので1920x1080のフルスクリーンでプレイ。
 あとVsyncの項目はあるものの、これも何故か変更不可で60固定。Win7なのでDirectX11のみ。DX12は不可。


【ランチャー設定】
 
設定:高   設定:最高

【ベンチマーク】
   
 
左:高、右:最高。最高設定はminの落ち込みが大きいが、序盤を遊んだ限りでは常に60fps(Fraps表示)を維持して全く問題無かった。

■2016年07月22日(金)

「MSI GeForce GTX 1060 Gaming X 6G」
 レビューサイトを幾つか見た限りでは、性能は970と980の中間で960の2倍弱。それでいて消費電力は960の1〜2割増というまさに理想的な製品。MSI

 あと1万5千円出せば安い1070が買えるが、自分にはオーバースペック。というか、CPUがボトルネックになるのは明らかなので、今はこの1060で十分。

←立派なバックプレートがあるせいか、重量は1キロ(1017g)を超えズシリと重い。(960は820g)


 
1060と960のサイズ比較。高さは両者共同じだが・・・。   補助電源(8p x 1)のコネクターの位置は17mm違う。自分のデスクトップケースでは立て刺しになるので、ケーブルが天板に触れてしまう。(注:1060のサイズが長いのでカメラに近くなり、960より幅が大きく写ってしまう)

3DMark】(v2.0.2067、Demo版。ドライバはどちらも368.81)
 
GTX 960: 6264   GTX 1060: 10238

【FPS&消費電力:Fallout 4】
 左スクショ(ダイヤモンドシティ)のシーンで色々と計ってみた。解像度は1920x1080フルスクリーン、画質はランチャーからウルトラに設定。
 fpsはFraps、消費電力はZalmanのファンコンZM-MFC3で測定。主な環境は以下の通り。

 CPU: Intel Core i5 4670
 MotherBoad: ASRock Fatal1ty H87 Performance
 Memory: CFD W3U1600HQ DDR3 PC3-12800 4GBx2
 OS: Windows 7 Home Premium 64bit


【アイドル時の消費電力(システム合計)】
 
GTX 960 :40W   GTX 1060: 37W

 以下の画像はFrapsの表示部と消費電力表示(システム合計)を繋げたもの。
 
GTX 960:明らかに力不足。画像はVsyncオン時のものだが、オフでもほとんど同じ結果だった。   GTX 1060:Vsyncオン。

   
 
GTX 1060:Vsyncオフ。消費電力は増えたものの、fpsはあまり変わらない。計測のシーンは描写対象が多く、NPCも大勢動いているのでCPUのボトルネックかも。   GTX 1060:同じくVsyncオフだが、ダイヤモンドシティの入り口の方に180度向きを変えると、消費電力が11W増えfpsは倍近くになる。

 自分が常用する1600x900、Vsyncオン、窓モードでは、ほとんどのゲームで60fpsを下回る事なく、高画質で快適に遊べそう。取りあえず良い買い物だった。
 余談ながら、Vsyncオフ時、Fallout 4でメニューやオプションを表示中にfpsが1000を超える時があり、同時に「シー」というコイル泣きが発生する。これは他のグラボでも起こるが、本機では少々音が大きめ。一旦ゲームが始まると静かになる。

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