■2022年07月30日(土)

【Attentat 1942】(ちょいネタばれ)
 ストアページ「Attentat 1942は、第二次世界大戦の生存者の目を通して語られた歴史的に正確な冒険です。多くの道徳的ジレンマと実存的闘争は、あなたの家族の問題を抱えた過去を発見するためにあなたを待っています。プロの歴史家によって書かれ、作られました」(Google翻訳)

 本作は1942年、ナチス占領下のチェコスロバキアで起こった当時の総司令官ラインハルト・ハイドリヒ(左スクショ)暗殺事件を題材にしている。
 リリースは2017年11月と古いが、Adventuregamers.comの
レビューで高評価だったので買ってみた。(購入日7月16日、セールで403円)

 序盤は拙い英語力で何とか進めたものの、中盤で手詰まり状態になったので、それ以降はWalkthroughを参考に進めた。尚、実際の事件を題材にしてはいるが、ストーリー及び登場人物は全てフィクションという事なっている。演じるのはチェコの俳優。

 Jindrich Jelinekはプラハ在住のクラリネット奏者でレジスタンスの一員。ある日、暗殺事件の犯人の一人としてゲシュタポに逮捕されるが、彼は運よく(?)処刑を免れ収容所(アウシュビッツ)送りになり、戦後まで生き延びる。ちなみにナチスは報復として3188人を拘束、1357人に死刑判決が下ったとか。暗殺グループは密告により全員殺害された。

 Jindrichは戦後、事件について口を閉ざし家族にも一切喋らなかった。プレイヤーは2001年にプラハに住む孫娘として、真実を明らかにするために当時の関係者の証言を聞き、祖父の人生を追体験する。
 攻略の流れとしては、まず関係者へのインタビューだが、これが結構難関。会話の選択肢を間違うと中々進まない。人物にもよるが、追い出される場合もある。基本的には再インタビュー出来るが、それには「コイン」が必要。
 「コイン」はインタビューの合間に挿入されるミニゲームで得られる。(1ゲームで1~2枚)難易度は低めのものが多いが、長文を選んで文章や会話を構築するタイプは、ある程度内容を把握しないと難しい。
 ミニゲームはクリアしなくても本編の進行には影響しない。コインを取り損ねても何度でもやり直せる。


 
最初のインタビューは祖母から。Jindrichの妻Ludmila。   Jindrich本人は病院で波乱の人生を終えようとしている。

   
 
1942年、クラリネットに夢中な夫を心配げに見つめるLudmila。この後ゲシュタポに踏み込まれ、最初のミニゲームが始まる。   ミニゲーム:レジスタンスのチラシを隠さなければならない。場所によって得られるコインの枚数が違う。制限時間あり。

   
 
移動マップ:場所は進行と共に増えていく。   レジスタンス仲間だったMatyas Krejcarは機嫌を損なうと喋ってくれない。

   
 
夫妻の隣人Josef Malek(ジャーナリスト)の部屋。ゲシュタポに見つかるとまずいアイテムを処分するミニゲーム。   Jindrichの日記:読むには簡単な暗号を解かなければならない。

   
 
Information gained:?が全部埋まらないと先へ進めない。   収容所時代の命の恩人Egon Mares。Jindrichは再会を望んでいるらしいが・・・。

 Walkthroughと翻訳サイトを併用しながらの攻略だったが、会話等はたぶん半分も理解していないと思う。なので多くを語る資格はないが、一応まとめてみると。
 本作は当時のチェコの人々が、いかにしてナチスの残虐極まりない行為を逃れ、そして生き残ったのかをドキュメンタリー風に描いている。Jindrichの話はアウシュビッツ解放で終わるが、戦後の難民キャンプでのソ連の横暴やチェコ市民によるナチ協力者への報復にも触れている。
 暴力で虐げられた人々が同じように敗者に暴力をふるい正当化してしまう。戦争という名の木は一旦枯れたものの、その根は限りなく深い。4時間でクリア。

【余談】
 ラインハルト・ハイドリヒ暗殺はこれまで4回映画化されている。自分が観たのはフリッツ・ラング監督の「死刑執行人もまた死す(1943)」とショーン・エリス監督の「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦(2016)」の2本。
 前者は暗殺後から始まり、ストーリーはほぼフィクションだがエンターテイメントとしては秀作。後者は事実に基づいていて緊張感のある暗殺シーンはもちろん、ゲシュタポの容赦ない残虐行為も描かれている。ラストの教会での戦闘シーンが生々しい。

■2022年07月22日(金)

【Stray】(ちょいネタばれ)
 一言でいうと猫のパルクール・アクションADV。優れた運動特性でマップ内を縦横無尽に駆け回り、いつの間にかプレイヤーは猫と一体化する。
 基本的には探索ゲーだが、死にゲー的な要素もあり好みが別れるかも。個人的にはあまり好きではない。出来ればのんびり探索したかった。
Steam

 ネタばれになるが、序盤で大きなダニのような生物に襲われるシーンがあり、うまく逃げ切れず何度も死んだ。(エレコムのXbox互換コントローラー使用)まさかの死にゲー要素に返金を申請しようかとも思った。
 取り付いた敵を追い払うにはBの連打だが、ジョイスティックとRT(走る)を押しながらだと中々難しい。さらにA(ジャンプ)も使う。そこでこのコントローラーには連射機能があった事を思い出した。Bを連射オンにしたところ5、6匹に付かれても振り落とせるようになり、かなり楽になった。


 
吾輩が主人公である。名前はまだ無い。   相棒のB12。二人(?)が組めば人間より優秀。

   
 
大きなダニのような生物ZURKに食われてゲームオーバー。   住人はロボットばかり。ある意味人間より人間らしいかも。374歳!?

   
 
ミッドタウン:サイバーパンク感は薄いが、作り込みが素晴らしい。   爪とぎは重要なアクション。

   
 
セキュリティロボ:見つかるとライトが青から黄色、赤と変化し銃で撃ってくる。   ミゼット!?

 パルクールに難しいテクニックは要らない。ジャンプもAを押すだけなのでストレスフリー。NPCとの会話はフラグ立てに重要。前半は探索中心。後半はADV度が上がりパズルも十分に楽しめる。
 ラストまで手抜きなく丁寧に作られている。3,500円は高い気がしないでもないが、まぁ妥当かな。6時間でクリア。(満足度3.5/5)

■2022年07月15日(金)

【Mothmen 1966】(ちょいネタばれ)
 先月デモを紹介したビジュアルノベルゲームがリリース。概要はストアページで。

 以前書いたように1966年に実際に起こった、しし座流星群の大出現とUMA(未確認動物)のモスマン目撃を題材にしている。
 80年代のPCゲームを再現しているので、グラフィックも音もクラシックだが、これはこれで味があると言える。出来れば窓モードに対応して欲しかった。

 ストーリーに関して詳述は控えるが、昔のTV番組「トワイライト・ゾーン」にありそうな、現実と非現実が入り混じった悪夢のような一夜を描いている。
 少々パズル(後述)に手こずったのでクリアには2時間弱かかった。891円(セール価格)が安いか高いかは微妙なところ。(満足度3/5)
※オートセーブ等は一切ないのでチャプターの開始時にはセーブした方がいい。


 
ホルトが営むガソリンスタンドへ突然現れた黒づくめの男たちは、同居している祖母に関してまるで尋問のように問い詰めた。謎の祖母は後から登場する。   大学で歴史を専攻するリーとヴィクトリア。マスタングに乗って流星群の見物デート。流れ星に願い事をするというリーのロマンチックなアイデアだったが・・・。

   
 
コエーテに囲まれてピンチ。対処を間違うとゲームオーバー。ここが一番難しかった。   直前から再開出来るものの、20回くらい死んだ。

   
 
ホルトはソリティアが好きらしい。スキップ可能。   後半で戦闘もどきの場面があるが、南北戦争当時の「蒸気銃」が活躍する。スクショのパズルを解かないと使えないが、これもスキップ可能。

   
 
〇〇を退治(?)して終了。何かいまいちすっきりしないが・・・。   開発中の新作「ヴァーニー・レイク」のデモがボーナスコンテンツから遊べる。バンパイア物らしい。

■2022年07月14日(木)

【Monument Valley: Panoramic Edition】
 人間の視覚的錯覚を利用した、エッシャー等のトリックアート(日本では「だまし絵」と言われる)にインスパイアされたパズルゲーム。元はモバイルゲーだがPC向けにブラッシュアップされてリリース。Steam

 本作には10章から成る本編の他に、DLCのForgotten Shores(全8章)とIda's Dream(1章)が含まれる。
 取りあえず本編を終えたところ。早い人なら30分で終わるらしいが自分は1時間掛かった。
 尚、オプションにはウインドウモードへの切り替え項目がないが、Alt + Enterで窓モードに変更可能。


 
コンテンツ:一番下のMonument Valley 2は別売。   上の逆三角形は有名な「ペンローズの三角形」

 
 
エッシャーの「Water Fall」をシンプルにしたような構図。「ペンローズの三角形」を応用している。   キャラの移動を邪魔するカラス。なぜカラスなのかはラストで明らかになる。

 優しいパステルカラーとBGMが心地良い。価格も安いしパズル好きの人にお勧め。(満足度3.5/5)

■2022年07月10日(日)

【Far Cry 6】その4
 現在、21時間プレイして進捗度19%。正直言って飽きてきた。サブミッションは同じ事の繰り返し、メインも同様。オープニング以来、ボスは全く出てこないしストーリーに興味も無くなった。

←ダニー・トレホのミッション。トレホがタコスを作るのを手伝うという内容。特に面白いものではない。(オンライン必須)


 
クリアの報酬はトレホのバイク。   「新たな特殊作戦」というのも遊べるようになる。

■2022年07月06日(水)

【Raft】その6
 まずはレシーバー(レーダー?)を設置。他にアンテナ3本とバッテリーが要る。レシーバーは2階以上に設置。3本のアンテナはレシーバーと同じ高さで、ある程度離れてなければならない等の制約がある。これらは設置してから分ったので何度もやり直した。

←イカダは7 x 7マスなので色々設置するとかなり狭くなってきた。


 
レシーバー:使わない時は電源を切らないとバッテリーがすぐに無くなってしまう。   ラジオステーション:レシーバーの設置が終わるとノートに数字が記録される。それを入力するとレーダーに位置が表示される。

 
 
TALA:ストーリーに関係するのかなと思ったら、スキンのアンロックだった。   ラジオステーションを調べると新たな位置情報が現れる。次の目的地には人がいる?

■2022年07月03日(日)

【Raft】その5
 イカダのリフォームをちまちまとやっていた。素材を無駄にしないようにクリエイティブ・モードで色々試してからやった。
 ストーリーに関しては無線機とアンテナを作れば始まるらしいが、銅が沢山要るのでまだ時間が掛かりそう。

 
カモメ対策で果物は扉のついた小部屋で栽培。   今更ながらTで日記が読める事を知った。通信機の事が書いてある。

 
 
海中で可愛い魚に遭遇。近づくと・・・   爆発して毒霧を撒かれた。

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