■2017年01月17日(火)

「新PC組立記」
 
今回の新調は、前回から3年以上経過した事だし、そろそろ新しいパーツと交換したくなった、という単なる物欲的なもので、特に性能アップを狙ったものではない。
 今まで使っていたCPUのHaswell Core i5 4670の動作クロックは3.8GHz。今度のSky lake i5 6500は3.2GHz。クロックダウンの影響が心配だったが、ベンチ(後述)ではほぼ同等の結果になった。

 
Sky lake Core i5 6500:14nmプロセスという事で発熱が少なくなったのか、付属クーラーはかなり小型。使った事がないのでファンの騒音等は不明。   CFD PC4-19200(DDR4-2400) W4U2400CM-8Gx2:クロックは2400MHzだが、Sky lakeは非対応なので2133MHzで動作。

   
 
CPUクーラーは長年使っている銅製のZalman CNPS9500A。元はSocket1156用だが、アダプターで1151でも使用可能。   ファンは静かで風量がある日本電産製に交換。ファンコンで1500rpmに設定。クーラーにはプチルゴムで接着。このタイプはもう売ってないと思う。

 
マザーボードはMicro ATXのASRock Fatal1ty H270M Performance。Sky lake、Kaby lake両対応。M.2 SSDのコネクタが2つある。日本語マニュアルはかなり字が小さく読み辛い。   同じASRockのATX Fatal1ty H87 Performance(左)との比較。ちなみにFatal1ty H270 PerformanceというATXマザーもある。

   
 
SATAのコネクタが基盤の端にあり、しかも横向きなので狭いケースでは使い辛い。組み立て時に外れないようにケーブルは抜け防止のラッチ付きを使用。   自分のケース(Silverstone SST-LC13B-E)では5インチベイの下に隠れてしまう。組んでしまうと抜き差しはほぼ不可能。

【アイドル時の消費電力(システム合計)】
 
i5 6500: 29w   i5 4670: 35w

【Win8.1Proインストール】
 新規インストールで最もやっかいなのがWindows Update。前回のインストールでは二日掛かったので、今回は手っ取り早い方法を選んだ。
ここを参考にして、KB3173424とKB3172614を先入れしたら、以前は4、5時間掛かった更新の確認が5、6分で済んでしまった。但しKB3173424にはテレメトリが含まれている。
 更新は100個以上あったが、5、6回に分けて入れたので3時間位掛かった。重要のみでオプションの方は入れてない。テレメトリの方はAntiBeaconで対処する予定。

【ベンチマーク】
 旧システムは以下の通り。

CPU: Intel Core i5 4670
MotherBoad: ASRock Fatal1ty H87 Performance
Memory: CFD W3U1600HQ DDR3 PC3-12800 4GBx2
OS: Windows 7 Home Premium 64bit
他は共通。


 PCMark7 v140
 
左:新PC、右:旧PC。僅差で旧PCの勝ち。

 3DMark v2.0.2067
 
左:新PC、右:旧PC。こちらは新PCの勝ち。

【Aura RGB LED】
 パーツを組み上げて電源オンしたところ、マザーボード上のチップセットあたりで、数個の赤いLEDが1秒間隔で点滅。これは何かの異常を知らせるアラームかと思い慌てて電源を切った。
 配線等をチェックしながら、ふと気がついた。これは何とかいうLEDライティング機能かも?
 そこでASRockのサイトで確認したところ、Aura RGB LEDという新機能だった。簡単に言うと、別売のLEDを繋ぎ、色や発光パターンを変えて楽しむ機能らしい。
ASRock

 自分には全く不要なものだが、ケースの後ろから赤い光が漏れて気になる。マザーボードの種類によってはUEFIに設定項目があるらしいが、このH270Mには見当たらなかった。
 そこで
ここを参考にして、ASRock Live Update & APP Shopアプリを入れ、ASRock AURA RGB LEDをダウンロード&インストール。それでやっと消す事が出来た。尚、一度消灯したらアプリはアンインストールしてもOK。

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