■2024年08月30日(金)

【The Abandoned Planet】ファースト・インプレッション
 2Dのピクセルアートで描かれたレトロ風ポイント&クリック・アドベンチャー。デモ(リリース時に削除された)をやった時から購入は決めていたので早速買ってみた。概要はストアページで。

 第2幕まで終えた。Youtubeを見ると2時間弱でクリア出来るようだが、自分はここまで2時間掛かった。
 コミュニティで「1時間半のゲームで15ユーロはないだろう」というスレがあるが、製作者は「1.5 時間だった場合、これは、その人が記録される前にすべてのパズルの解答をすべて知っていたためです。つまり、新しいプレーヤーはまったく異なる体験をすることになります。人によっては 8 時間以上かかるでしょう。他の人は 3 〜 4 時間です。プレーヤーによって異なります」(Google翻訳)と答えている。


 
未知の惑星に不時着。   スペースでホットスポット表示。

   
 
スキャナーは重要。フラグにも影響する。   エイリアンの街を発見。

   
 
有能なロボット。人間の言葉が理解出来るらしい。   エイリアンの家で拾ったノート。文字は意味不明だがヒント満載。

 デモは窓モードで遊べたがフル版はフルスクリーンのみ。2560x1440だとかなりジャギーが気になる。パズルの難易度はやや低めかな?という気もするが自分には丁度いいかも。

■2024年08月28日(水)

【Who is Abby】クリア(ちょいネタばれ)
 主にプレイヤーのやる事はアイテムの調査と収集。頭を悩ますようなパズルはほとんどない。ただこのアイテムが結構見つけ辛く何度も詰まった。
 ホットスポットを表示してくれる機能もないので、画面全体をマウスで舐めるように探す必要がある。

 UE5で描かれるグラフィックはAAAゲームには劣るものの、インディーズとしては綺麗。アーキテクチャも手抜きなく丁寧に作られている。

 ホラー度は限りなく低い。どちらかと言えばミステリーと言える。ストーリーは中盤あたりで薄々察しがつくがそう面白いものではない。8時間でクリア。(満足度3.5/5)


 
アビーのマンションでキャンプ用具を集めるシーン。リストはキッチンの壁に貼っている。   点のカーソルがアイテムと重なると円に変わり輪郭がハイライトされる。小さいのは見落としがち。

   
 
何者から撃たれてダメージを受けた。5発位でゲームオーバー。あとオオカミに襲われるシーンもある。   アビーのスマホを拾ったジョンという男から頻繁に掛ってくる。指示に従って追うが中々会えない。怪しい。

   
 
警察署のPCから情報を得るシーン。Kennedyがキーパーソンだが右のリストに中々現れなくて苦労した。   終盤の工場マップの描写は素晴らしい。工場&廃墟マニアは感涙ものかも。

【オマケ】
 ストーリーの要点を短くまとめたのでネタばれでよければ
ここで。

■2024年08月23日(金)

【Who is Abby】ファースト・インプレッション
 ストアページ「サスペンスに満ちた心理スリラー。探索とパズルの解決を通じて謎を解き明かします。トムとなって行方不明の妹アビーを探し、彼女の失踪の背後にある真実を解明します」(Google翻訳)
 FAQによると「ウォーキング シミュレーターとポイント&クリック・アドベンチャーの要素を組み合わせた、一人称視点のストーリー重視のアドベンチャー ゲームです」との事。

 まずデモをやってみたところ結構好みだったので買ってみた。英語は長文もあるがそう難解ではないので何とかなりそう。


 
Peaceful Modeをオンにすると主人公は危害を受けずにプレイ出来るらしい。詳細は不明。デフォルトはオフ。   チャプター1:Prologue(デモパート)。無人のガソリンスタンドから始まる。チャプター8まであるとか。

   
 
電源を復活させるパズル。ボタンを押す順序のヒントは店の中にある。   ミキサー車をリフトから降ろしガソリンを抜けばデモ終了。

   
 
チャプター2:Lost in the Woods。深い森「ShadowCreek」が舞台。向こうに家が見えるが...   アビーから電話。電波状態が悪いのか全く聞き取れない。

   
 
STORYLINE:各ロケーションでストーリーを振り返る事が出来る。   MUSEUM:ゲーム内に登場したアイテムやロケーションの写真等が展示してある。進行に連れて増えていく。

 グラフィックはそこそこ綺麗。レイトレ対応だがPCに負担が掛るので自分はオフにしている。1時間程進めたが今のところパズルは簡単。
 いまいち最適化不足のようで、突然CPU、GPUのファンが全開で回る時がある。落ちたのは一度だけ。製作者はコミュニティを常にチェックしているようで、フォントが小さいという意見にも即パッチで対応した。
 まぁインディーズ・ゲーという事で過度な期待はしないで気楽に遊ぶのがいいかも。

■2024年08月11日(日)

【Thalassa Edge of the Abyss Demo】(ちょいネタばれ)
 概要はストアページを参照して頂くとして、主にやる事は2つ。まず沈没船を探索してアイテム、情報を収集。それを使って沈没事件の推理。
 フラグを立てる事によって捜索範囲が広がり、次第に事件の真相が明らかになっていくというシステムらしい。

 Steamのユーザーレビューにもある通り、水中という事でとにかく全ての動作がもっさり。シフトで移動速度が上がるという訳でもない。
 インベントリのミステリーでの謎解きは結構難しい。書類やアイテムの分析、人間関係も把握する必要がある。


 
水中という感じが薄い。1905年という事で主人公のキャムは重い潜水服を着ている。難易度を「アシスト」にするとアイテムを見つけ易くなる。   船内は通れない所が多いが、フラグを立てると進めるようになる場合がある。

   
 
主な登場人物。謎の人物とは?   砂の下にはレンチが埋まっているが、ミステリーの「思わぬトラブル」を解かないと取れない。

   
 
思わぬトラブル:左からアイテムや人物を選び...   正解だと「結論を出す」と出て解決。

   
 
このドアを開けるにはミステリーの「探索」を解かなければならない。   ドアの向こうはタラッサ号のデッキだった。向こうでたたずむ人物に話しかければデモ終了。

 デモでは切ないラブストーリーが垣間見れる。人間ドラマには興味があるものの、推理物はあまり好みではないので購入は未定。

■2024年08月10日(土)

【Homeless】(ちょいネタばれ)
 ストアページ「ブルックリンの地下鉄駅で夜勤の警備員をしているアルバートという男を演じる心理ホラー ゲームです。防犯カメラをチェックしている時に、アルバートは立ち入り禁止の線路に奇妙な人物が潜んでいることに気付きます。それは、汚れた服を着た痩せた男で、妙に背が高いのです...」(Google翻訳)

 約1時間(自分は80分)で終了する短編ホラー。BGMが無い事もあって音による演出が結構怖い。ジャンプスケア的な演出は少ない。まぁそこそこ楽しめた。
 長文の英語が出てくるが分からなくてもクリアには特に支障はない。(満足度3.5/5)


 
主人公アルバート・スミス、45歳。   キーセッティングにはライターやナイトビジョン等の記述があるが全く登場しない。警備員なのにフラッシュライトさえ持ってない。

   
 
地下鉄ホーム。魚眼レンズのように周囲は歪んでいる。フィルムグレインが強めなので目が痛い。   ショットガン発見。弾は無限だがリロードは必須。

【ネタばれ】
 ラストの戦闘は10回位死んで何とかクリアした。コツはマウスの場合、とにかく連射のようにクリックする事。後退時にもシフトで走る事。4回連続で倒さないと最初の戦闘前に戻される。

■2024年08月07日(水)

【Nobody Wants to Die】クリア(ちょいネタばれ)
 最初の事件現場の捜査とその後の考察シーンがいまいち面白くなく中断していたが、他にやるゲームもないので何とかクリア。

 メインキャラは主人公ジェームズと連絡担当のサラ。二人は共に過去のトラウマに苛まれていて特にジェームズの病み方は重症。
 捜査時には関係者の名前が多く出てくるが、誰が誰やら分かり辛くストーリーも把握し辛い。パズル性も低く基本的にはホットスポット探しなのでモチベーションも上がらない。

 富裕層は逸楽的な遊びで金を浪費し、貧困層は肥溜めのような下層で日々を送るという典型的な未来のディストピアだが、人間の本質である「生への貪欲な執着」は貧富の差を問わない。不老不死を実現したものの、それにはサブスクリプションという罠があった。富裕層が貧困層の血と肉を搾取するというシステムは24世紀になっても現在と大差ないようだ。

 頻繁に交わされるジェームズとサラの会話(無線)はFireWatchを連想させる。声優も秀逸。返事の選択後に「あなたの決断がストーリーに影響を与えます」と表示される時があるが、エンディングに影響するとか。
 エンディングは4つあるらしい。自分はバッドぽいエンディングだった。他はYoutubeで観た。決して楽しいゲームではない。主人公の苦悩を疑似体験したい人以外にはお勧めしない。(満足度2.5/5)


 
主人公、刑事のジェームズ・カラ。100年前は有名な野球選手だった。もちろん体は今とは違う。   事件現場での状況再現。ホットスポットが分かり辛い場合はヒントが使える。

   
 
事件の考察をする証拠ボード。?の場所に左の証拠を置いていく。全部解くと「分析を終える」と出る。   連絡担当のサラ:この体は本来のものではない。拡大画像は顔にモザイクがないのでネタばれ注意。

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