■2013年11月29日(金)

「Deadfall Adventures」
 製作はNecroVisioNやPainkillerのThe Farm 51。メジャー・デベロッパーとは一線を画す個性のあるタイトルを手がける同社の存在は、B級ゲー・ファンとしては有難い。

 本作は考古学をテーマにしたFPS+アクションADV。目指す目的は「The Heart of Atlantis」と呼ばれる古代の宝物。ロケーションはエジプト、北極、そしてグアテマラのマヤ遺跡。
 以下は戦闘、パズル共に難易度はノーマルでの感想。

 戦闘は、人間相手だとフラストレーションが溜まる。雑魚でさえ硬く、ヘッドショット以外では中々死なない。おまけに異常な遠距離からでも確実に当ててくる。
 モンスター戦は光が弱点という事で、フラッシュライトや太陽光の使い方がカギとなる。一手間増えた事が幸いして、人間戦よりは面白かった。

 パズルは、ベタなものからオリジナル性の高いものまで多種多様なタイプがあるが、ヒントが参照出来るので難易度は低め(一部を除く)。たまに即死トラップもあり、チェックポイントからのやり直しになるが、また同じアイテム集めやパズルを解くのは面倒臭かった。


 
グアテマラ、マヤ遺跡:マップやオブジェクトの作り込みはA級と言っていい。   敵の視力の良さは異常。ダメージ表示はあるものの、何処から撃たれているのか分かり辛い。
     
 
主な敵はナチス兵とソ連兵。武器はグレネードの他は2つしか持てない。シーン限定で重火器が使える場合もある。   遺跡を守るモンスター(亡霊?):まずフラッシュライトで焼いてからでないと、ダメージを与えられない。
     
 
お馴染みのパネルスライド・パズル。   このパズルだけは意味がよく分からなかったが、適当にやっていたら解けてしまった。
     
 
アイテムのある場所はトラップとセットになっている場合が多い。   スキル・アップグレード:見つけたアイテムの種類と数によって、ライフ、スタミナ、射撃の精度等が上げられる。

 B級ゲーとしては頑張っていると思う。特にアーキテクチャは良く作り込まれている。パズルはともかく、やはりシューティング・パートが平凡過ぎる。古代ネタにも新鮮味がない。自分はそこそこ楽しめたが、フルプライス(Steamで40ドル)で買うゲームではない。(満足度3.5/5)Xbox日本語サイト Walkthrough

■2013年06月17日(月)

「Star Trek」
 ストーリーは2009年公開の映画「Star Trek」と北米で今年5月(日本は8月)に公開された新作「Star Trek Into Darkness」の間に起こったという設定。
 「ロミュランに破壊されたバルカン星を復活させるためのHelios Machineを完成させたものの、ゴーン達に急襲され心臓部のデバイスを奪われてしまう。連絡を受けたカーク率いるエンタープライズは救出に向かうが・・・」

 本作はゲームなので当然アクション度は高いが、映画もクルーが若返ったという事でアクション度が増した。本来スタートレックでの戦闘は、あくまで最終手段であり、歴代のキャプテンは非暴力での解決を優先してきた。なので過去のスタトレ・ゲーでは、キャプテン自らが武器を持って戦うとかあり得なかったが、やんちゃな新カークの登場で、違和感なくゲームに入って行ける。

【The Good】
 映画の俳優が演じる豪華な声優陣。

【The Bad】
 平凡すぎる何の特徴もないシューティング・パート。
 全くインスパイアされないストーリー。
 面倒臭いハッキング多すぎ。
 中途半端なグレードアップ・システム。
 トライコーダーへの依存度高すぎ。
 間抜けなAI。

 スタトレが題材ではなかったら10分で止めていたかも。まぁスタトレならではの演出がてんこ盛りだし、シンプルなシューティングも好みなので個人的には楽しめた。(満足度3.5/5)


 
クリス・パイン演じる新カークには、いまいち馴染めない。スポックはメイクのおかげで違和感ない。   二人でドアをこじ開けるシーン。他にも色々と共同作業がある。時々スポックが行方不明になるが、しばらく待っていると現れるので進行に支障はない。
     
 
障害物を避けながら宇宙空間を移動。同様のシーンが何度もあるが、戦闘より死んだ回数が多いかも。   ゴーン星人は爬虫類系。とても知性があるようには見えない。
     
 
戦闘は難易度ノーマルでは易しい方かも。ダメージを受けた場合は、お互いを回復できる。二人とも倒れたらゲームオーバー。   ハッキングには三種類あるが、これは一番手間の掛かるタイプ。スポックに命令すれば勝手に解除してくれる。
     
 
トライコーダーで端末を調査中。ドアの向こうの敵も見える。グレードアップのポイントはアイテムを調べる事によってゲットできる。結構面倒くさい。   アップグレード:トライコーダーや武器の性能を上げられるが、中途半端感が否めない。

■2013年06月06日(木)

「Metro: Last Light」
 Topで色々書いたので要点だけ。ストーリー等はスパイク・チュンソフトのサイトを参照。Fov等の設定はWikiで。
【The Good】
 新鮮ではないが確立された世界観。
 トップクラスのグラフィック。
 アーキテクチャは平凡だが手抜きのない丁寧な仕事。
 ステルス推奨ながら、ドンパチも可能な戦闘。
 シチュエーションの異なるミッションの配置(順序)と長さが絶妙。

【The Bad】
 進行を妨げるバグ多過ぎ。
 前作同様、存在価値の薄いショップ。
 武器の種類が少ない。

 バグは予想外だったが、ほぼ期待通りの内容。日本語版が出たら買うかも。DLCは新エピソードの「Faction Pack」と「Chronicles Pack」、新ゲームモードを追加する「Tower Pack」、そしてユーザーツール「Developer Pack」の4本が予定されている。(満足度4/5)


 
風雨が吹き荒ぶ汚染された野外。遠景の描写も手抜きがない。   クリーチャー相手より対人戦の方が面白い。難易度ノーマルでは手応えがいまいちかも。
     
 
バグで固まった中ボス。   殺すか気絶させるかはプレイヤー次第。エンディングに影響する?
     
 
Bolshoi駅では楽しいショーが沢山観られる。ちなみに実績に「ショーを最後まで観る」というのがある。   男勝りのツンデレAnna。
     
 
母と・・・。   Dark Oneと・・・。

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